プロミスの審査に通りやすくするために知っておきたい方法

プロミスは、大手消費者金融業者の1つで、知名度は非常に高いです。

利用者が多く、初めてでも比較的安心して利用できる消費者金融業者といえます。

融資を受ける際には、金融機関側が実施する審査に通過する必要があります。

プロミスでお金を借りる際にも、審査は避けられません。

プロミスの審査に通過しやすくするためには、どんな対策を取るべきでしょうか。

プロミスの審査に通りやすくするポイントや、チェックされると考えられる点、準備しておくべき必要書類などについて解説をします。

また、審査に通らなかった場合の適切な対処方法についても紹介をします。

この記事でわかること

  • プロミスは短時間で審査が終わるが誰でも通過するわけではない
  • 利用条件を満たしているか確認するなど事前の準備が重要
  • プロミスの審査の際には年齢要件や勤務先などを確認される
  • 審査に通らなかった場合は一定期間を空けて再度申し込みをするか他の金融業者の利用を検討する

以上の内容について、順を追って紹介していきますのでぜひ利用前の参考にしてください。

プロミスの審査は早いが誰でも通るわけではない

審査は早いが誰でも利用できるわけではない

プロミスは、数ある消費者金融業者の中でも特に審査完了までの時間の短さに定評があります。

しかし、審査対応が早いからといって、誰でも申し込むと利用できるわけではありません。

もちろん申込者によっては審査に通過できない場合も、あるでしょう。

プロミスが実施する審査の特徴について、以下に3点紹介します。

  • 最短25分で手続きが終わる
  • 審査基準は公開されていない
  • 安定した収入があるならアルバイトでも利用可能

プロミスを利用する前に、以下で紹介する審査の特徴について理解しておきましょう。

最短25分で手続きが終わる

プロミスで融資を受けるためには、最短25分で手続きが完了するとされています。

プロミスの公式サイト上でも、審査結果の回答に最短15秒・融資完了まで最短25分で可能と明記されているのです。

消費者金融業者は、総じて手続きに要する時間が短い傾向があります。

その中でも、プロミスは特に手続きの早さに定評があります。

しかし、あくまで最短での手続き時間であると理解しておかないといけません。

申込者の状況によっては、もっと時間がかかる場合もあるでしょう。

プロミスの手続き時間は非常に短いですが、あくまで最短の時間であると理解し、時間に余裕を持った利用をおすすめします。

審査基準は公開されていない

プロミスに限らず、ほとんどの金融業者は自社で行っている審査の基準を公開していません。

しかし、プロミスは申込者に対する審査通過者の割合が大きめであるため、審査基準は比較的緩いのではないかと考えられています。

2022年10月のプロミス新規利用申込者およそ65,000人に対し、新規利用者数はおよそ27,000人で、41%以上の成約率を記録しています。

参照元:SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標

およそ10人に4人が審査に通過している結果で、比較的審査に通りやすいといえるでしょう。

しかし、あくまで統計上の結果であるため、申込者の状況によっては審査に通らないケースももちろんあります。

安定した収入があるならアルバイトでも利用可能

プロミスは、安定した収入があるのであればアルバイトの立場でも利用可能です。

プロミスの公式サイト上にも、主婦・学生でもアルバイトやパートなどで安定収入がある人は利用できると明記されています。

ただし、アルバイトをしていたとしても高校生は利用できません。

また、収入が年金のみの人も利用できないと明記されています。

収入の金額については明言されていないため、いくら以上の年収があるとプロミスを利用できるのか、明確な判断はできません。

しかし、パートやアルバイトの立場では利用できない金融業者も少なくありません。

その点、プロミスは比較的利用できる範囲が広いといえるでしょう。

プロミスの審査に通りやすくするための準備をしよう

審査前に準備。申し込み前の注意すべきポイント

プロミスの利用申し込みをする前に、審査に通りやすくするための準備をしておきましょう。

プロミスの審査基準は、明確に公表されていないものの、消費者金融を利用するにあたって注意すべきポイントはおおよそ決まっています。

プロミスの審査に通りやすくするための準備として、注意すべきポイントを以下に6項目紹介します。

  • 利用条件を満たしているか確認する
  • 虚偽の申告をしない
  • 提出書類の不備をなくす
  • 過去の信用情報に事故情報がある場合は期間を空ける
  • 複数の借り入れの申し込みをしない
  • 収入額に見合った借入希望額を申し込む

プロミスの申し込みをする前に、出来得る限りの対策を講じておきましょう。

利用条件を満たしているか確認する

まずは、プロミスのサービスを利用できる条件を、自身が満たしているか確認しましょう。

プロミスの融資サービスを利用できる条件は、以下です。

  • 年齢18~74歳で、本人に安定した収入のある人

74歳と高齢まで利用できるのは、消費者金融としては珍しいです。

しかし、18歳でも高校生はプロミスの融資サービスを利用できません。

高校生には、定時制高校生および高等専門学校生も含まれます。

また、前述のようにパートやアルバイトの立場でも安定した収入を得られている場合、プロミスの利用は可能です。

年齢と安定収入の2点の利用条件を満たしているか確認をしたうえで、プロミスの利用申請をしましょう。

虚偽の申告をしない

プロミスの利用申請をする際には、虚偽の申告を行ってはいけません。

プロミスでは、利用申し込みをする際に、氏名や住所など様々な内容を申告します。

その中で、年収や勤務先・勤務年数などは審査において特に重視される内容です。

審査に通りやすくするため、年収を多めにしたり、嘘の勤務先を申告したりする人がいます。

申告内容に虚偽があると発覚した場合、審査に通る可能性は極めて低くなると考えておきましょう。

また、申告の内容が誤っている場合も、意図的ではなかったとしても虚偽の申告と判断されてしまう可能性があります。

プロミスの申し込みをする際には、虚偽の申告をしないことはもちろん、内容に誤りがないか十分に確認をしましょう。

提出書類の不備をなくす

変更し忘れていることが多い。提出書類の不備をなくす

提出する書類において不備をなくすのも、プロミスの審査に通りやすくするために重要です。

プロミスの利用申し込みをする際には、本人確認書類の提出を求められます。

条件に合った書類を用意するのはもちろん、その記載内容に問題がないか確認しましょう。

例えば、運転免許証に記載されている住所が誤っているケースが意外に多く見受けられます。

引っ越しをしたものの、運転免許証の住所変更をし忘れているケースは比較的多いです。

また、指定された書類をすべて揃え、不足のないように十分確認するのも大事でしょう。

過去の信用情報に事故情報がある場合は期間を空ける

もし、過去の信用情報に事故情報がある場合は、期間を空けてから申し込みをしましょう。

信用情報とは、クレジットカードや各種ローンの契約や申し込みに関する情報です。

消費者金融業者は、この信用情報を閲覧する権限があります。

利用の申し込みを受けた場合、申込者の過去の信用情報は必ずチェックします。

もし、過去に返済遅延や債務整理などの事故情報がある場合は、プロミスの審査には通りません。

信用情報の利用記録は、カードローンやクレジットカードの審査に通らなかった場合は、消滅まで6ヶ月間を要します。

返済遅延や債務整理の実績は、5年から10年かかると想定しておかないといけません。

しかし、もし過去に信用情報において事故情報があったとしても、一定期間を経て情報が消滅してから申し込みをすると、プロミスの審査に通る可能性があります。

信用情報機関に対して情報開示請求により信用情報を確認できるので、過去に金融関係のトラブルがあった人は申し込みの前に確認しておきましょう。

複数の借り入れの申し込みをしない

同じタイミングで、プロミスだけでなくそれ以外の消費者金融への借入申し込みをしないようにしましょう。

確実に借り入れを受けたいがために、同時に複数の消費者金融への申し込みをする人がいます。

しかし、これは逆効果で、金融業者側にお金に困っているという印象を与えてしまいます。

審査を受けるうえで不利になってしまうため、複数の金融業者への申し込みはやめましょう。

収入額に見合った借入希望額を申し込む

プロミスの利用申し込みをする際には、収入額に見合った借入希望額を設定しましょう。

プロミスは、最大500万円までの借り入れが受けられます。

しかし、プロミスをはじめとした消費者金融業者には、貸金業法に定められた総量規制に従う義務があります。

総量規制とは、年収の3分の1までを貸し付けの限度と定めるルールです。

例えば年収が600万円の人が、200万円以上の借入希望額を申し込んだ場合は審査に通りません。

プロミスの利用申し込みをする際には、自身の年収に見合った借入希望額を申し込みましょう。

プロミスの審査でチェックされていると思われる項目は以下の5つ

審査に不利な点はない?必ずチェックされるであろう項目

プロミスの利用前審査で、主にチェックされていると思われる項目は、以下の5つです。

  • 年齢は18歳以上74歳以下
  • 持ち家の有無と住宅ローンの残債
  • 職業・勤務先で返済能力を判断する
  • 過去の信用情報を確認される
  • 年収の金額もチェックされる

審査のポイントは、プロミスに限らずほとんどの金融業者が公開していません。

しかし、以上の5項目は融資サービスを利用する際に必ずチェックされているであろう一般的な項目と考えられています。

プロミスの申し込みをする前に、審査に不利な点はないか確認しておきましょう。

年齢は18歳以上74歳以下

プロミスの年齢条件は、前述のように18歳以上74歳以下です。

利用条件として明確に定められている項目であるため、自身の年齢が条件の範囲に入っていない場合は利用はできません。

消費者金融の中では、74歳まで利用できるのは珍しいです。

サービス名利用年齢上限
プロミス74歳
アイフル69歳
レイクALSA70歳

プロミスは、高齢者にも優しい金融サービスといえるでしょう。

持ち家の有無と住宅ローンの残債

プロミスの審査では、持ち家の有無と住宅ローンの残債もチェックされると考えられます。

持ち家の場合は、住宅ローンを組めるため返済能力が高いと判断されやすいです。

持ち家に住んでおり、住宅ローンを完済している、あるいは最初から住宅ローンがない場合は審査において有利な条件となるでしょう。

しかし、収入の金額に対して住宅ローンの残債が多すぎる場合は、追加で融資を受けた際に返済できないと判断されるかもしれません。

また、賃貸の場合でも同様に、収入金額に対して家賃が高すぎる場合には審査において不利になる可能性があります。

さらに、賃貸の場合は以下のような形態の違いも審査の対象になると考えられます。

  • 民間の仲介業者からの賃貸
  • 会社の社宅・寮・宿舎
  • 公営住宅

家計及び返済能力を考慮するうえで、住まいの状況は重要な要素です。

そのため、持ち家や賃貸・住宅ローンの残債についてはプロミスの審査においても重要なポイントとなるでしょう。

職業・勤務先で返済能力を判断する

プロミスの審査においては、申込者の職業及び勤務先もチェックのポイントと考えられます。

職業や勤務先により、返済能力を客観的に判断します。

公務員や企業の正社員として勤務している人は、生活が安定していると評価されやすいでしょう。

また、規模の大きな企業に勤務している正社員の場合、更に評価が高くなると考えられます。

しかし、逆にパートやアルバイトの立場だからといって、審査に不利になるという事ではありません。

プロミスの利用条件の中に、「安定した収入」と示されています。

就職したばかりの正社員よりも、数年間継続して同じ職場で働くパートの方が安定性が高いと判断され、審査に有利となる可能性も十分あります。

毎月一定の収入がある場合、収入額は少なくても安定していると判断され、プロミスの審査に通過できるでしょう。

正社員ではないからと諦める必要はなく、試してみる価値は十分にあります。

しかし、パートやアルバイトの場合は総量規制の関係上、借入希望額を低く設定しないと審査に通らなくなるでしょう。

過去の信用情報を確認される

過去の信用情報も、必ず確認される要素でしょう。

前述のように、プロミスのような消費者金融業者は、利用申込者の過去の信用情報を必ずチェックします。

信用情報機関のデータを閲覧する権限があるため、漏れなく確認されると考えておきましょう。

滞納や債務整理などの事故情報を確認されるのはもちろんですが、それ以外にも申込時点での他社からの借り入れ状況も確実に見られるでしょう。

前述の総量規制があるため、金融業者は申込者の年収の3分の1までしか貸し付けを行ってはいけません。

貸付金額は一か所の金融業者だけではなく、他の金融業者を含めた総額で計算されます。

他社からの借入金額がある人は、総量規制に引っかからない範囲の借入希望額を設定しましょう。

年収の金額もチェックされる

プロミスでは、年収の金額もチェックされます。

毎月収入があるなど、安定性が重要と紹介してきましたが、年収の金額が高いに越したことはありません。

年収を考える際は、手取り額ではなく税込みの収入であるため、間違えないようにしましょう。

総量規制の面から、年収金額は借入可能額を決める重要な要素です。

源泉徴収票など収入が分かる書類を十分に確認して、虚偽の申告とならないようにしましょう。

プロミスの審査の前に必要書類を用意しておこう

取得に時間を要するものもある。審査前に必要書類を用意

プロミスの審査を受ける前に、あらかじめ必要書類を用意しておきましょう。

プロミスの利用申し込みをする際に必要となるのは、以下の2種類の書類です。

  • 本人確認書類
  • 収入証明書類(借入希望額が50万円を超える場合などに限る)

それぞれどんな書類が該当するのか、詳細を解説します。

本人確認書類は主に5種類

本人確認書類として認められるのは、以下の5種の書類です。

  • 運転免許証
  • パスポート(住所の記載があるもの)
  • 健康保険証と住民票
  • マイナンバーカード
  • 在留カード、特別永住者証明書

もし、引っ越ししたばかりで上記書類の住所を変更できていない場合は、以下の書類を追加で提出すると補完できます。

  • ガス・水道・電気・NHKの受信料など公共料金の領収書
  • 住民票の写し・住民票の記載事項証明書
  • 税金の領収書・納税証明書
  • 社会保険料の領収書

プロミスでは、本人確認書類を撮影したデータをアプリを介して、アップロードによる提出ができます

短時間で手続きができる便利な方法であるため、急ぎで融資を受けたい場合でも利用できるでしょう。

借入金額によっては収入証明書類が必要になる

プロミスの利用申込をする際の借入希望額によっては、収入証明書類の提出が必要です。

以下のケースに該当する場合、収入証明書類を提出しないといけません。

  • 借入希望額が50万円を超える場合
  • 借入希望額が他社の借入残高とあわせて100万円を超える場合

収入証明書類として認められるのは、以下の書類です。

  • 源泉徴収票
  • 確定申告書
  • 税額通知書
  • 課税証明書
  • 給与明細(直近2ヶ月分および賞与がある場合は1年間の賞与明細)

書類によっては取得に時間を要するものもあるため、収入証明書類の提出を求められる人は早めに準備しておきましょう。

プロミスの審査に通らなかった場合の対処法もある

審査に通らなかった場合、諦めずに適切な対処を

プロミスの利用申し込みをしたものの、審査に通らなかった場合の対処としては、以下のような方法があります。

  • 一定期間を空けて再度申し込みする
  • 審査基準が緩いと考えられる他の金融業者を利用する

プロミスの審査は、対応が早く手軽であるからといって誰でも通るわけではありません。

もし審査に通過しなかったとしても、諦めずに適切な対処をしましょう。

一定期間を空けて再度申し込みする

プロミスの審査に通らなかった場合、再度一定期間を空けてからの申し込みにより、審査に通過する可能性があります。

一度審査に落ちても、再度利用申し込みはできます。

しかし、すぐに再度申し込みをしても審査に通りはしないでしょう。

期間を空けると、プロミスの審査基準を満たし、審査に通過できるかもしれません。

例えば、過去の信用情報に事故の履歴があるのであれば、一定期間を空けて履歴が消えるのを待つのが得策です。

また、会社に入って間のない新入社員の段階でプロミスの審査に落ちた場合は、1年以上会社で働いて勤続年数を増やすのも良いでしょう。

しかし、状況によっては何度申込をしても審査に通らない場合もあるでしょう。

プロミスをはじめ、ほとんどの消費者金融業者は審査に落ちた理由を教えてくれません。

審査に落ちた理由によっては、いくら期間を空けても審査に通らない可能性もあります。

審査基準が緩いと考えられる他の金融業者を利用する

プロミスの審査に通らなかった場合、審査基準がそれほど高くないと考えられる他の金融業者を利用するのも良いでしょう。

融資前の審査は、金融業者ごとに異なる基準をもって行われます。

そのため、プロミスの審査に通らなかったとしても、他の消費者金融業者であれば利用できるかもしれません。

例えば、アイフルは大手消費者金融業者の中では銀行が運営を行っておらず、独自の基準で審査を行っていると考えられます。

プロミスの審査に通らなかった場合は、他の消費者金融業者の利用も検討しながら融資を受ける方法を検討しましょう。

プロミスの審査に通りやすくするためにできる準備はやっておこう

プロミスの審査に通りやすくするために、できる準備としては以下のようなものがあります。

  • 利用条件を満たしているか確認する
  • 虚偽の申告をしない
  • 提出書類の不備をなくす
  • 過去の信用情報に事故情報がある場合は期間を空ける
  • 複数の借り入れの申し込みをしない
  • 収入額に見合った借入希望額を申し込む

プロミスの審査基準は明らかにされていませんが、少なくとも以下のポイントは重視されるでしょう。

  • 年齢は18歳以上74歳以下
  • 持ち家の有無と住宅ローンの残債
  • 職業・勤務先で返済能力を判断する
  • 過去の信用情報を確認される
  • 年収の金額もチェックされる

可能な限り事前に対処をして、少しでも審査に通りやすい状態で申し込みをしましょう。

プロミスは、審査にかかる時間は短いのですが、必ず審査に通るわけではありません。

審査に落ちた場合は、期間を空けてから再度申し込んだり、他の消費者金融業者の利用を検討したりしましょう。